【レースレポート】 GR Netz Cup Vitz Race 2017  関西シリーズ Rd.2 in 岡山国際サーキット

Race ReportGR Netz Cup Vitz Race 2017

 関西シリーズ Rd.2 in 岡山国際サーキット

 

今ラウンドより New カラーラッピング で登場 #99 ネッツ京華 BSR WM Vitz

荒れる天候でセットアップが乱れる中、予選→決勝を 3ポジションUP。

混戦を無傷で帰還し健闘を見せた。

 


 

■大会概要

大会名:2017 OKAYAMAチャレンジカップレース 3戦 TOYOTA GAZOO Racing

Netz Cup Vitz Race 関西シリーズ 2

開催地:岡山国際サーキット(1: 3.703km

開催日:7/1(土)

 

■岡山国際サーキット・レビュー

予選:37位/41台 (天気:曇り/コース状況:ウェット)

決勝:34位/41台 (天気:晴れ/コース状況:ドライ)

 

■ Team Blood Sports

車両名:ネッツ京華 BSR WM Vitz

ドライバー:大江裕之

 

■パートナーシップ

ネッツトヨタ京華株式会社/エムケーカシヤマ株式会社/株式会社レイズ

有限会社オーエムシージャパン

 


 【Day.1】練習走行(FP)天候:曇り・晴れ/路面:ドライ 24℃

 6/30(金)Vitz専有走行枠を含む 30min.x3 各12:50-13:2015:40-16:1017:00-17:30

 

この日は、練習走行で予選/決勝に向けてセットアップを含めたフリーセッション。

1本目のVitz専有枠では第1戦から約2ヶ月を空けて走行し32番手タイム。

天気予報では降水確率90%というのに全くのドライ。

天気予報を見てウェット用タイヤセットも持参したがこのまま行くと、予選/決勝も

ドライコンディションが予想されるため、先にドライのセットで煮詰め練習する。

 

また、前戦との間2ヶ月で気温、路面温度ともに上昇しているためタイムは

全体的に2秒をダウンさせて進行し決勝までそれは変わらなかった。


 

 【Day.2】予選(QF)天候:曇り/路面:ウェット 26℃ 9:55-10:15

 

 2’06.554 ベスト周回 4 / 7周回 37位/41台 トップ差 4.296

 

 

この日は早朝から予報どおり、やや激しく雨が降る。

しかし、7時を回ると降ったり止んだりで安定しない状態が続くが、予選が始まると

雨が上がり、コースイン時は各所ウェットパッチが残しつつ各車タイムアタックを行う。

 

予選後半、残り5分を切ったころ走行ライン上は、ほぼドライ。

 一か八か雨が止み続ける事を狙った車両数台が予選アタックに向かい

最後にタイムを出して終了となった。

 

予選/決勝と同じタイヤを使用するルールがあるため、

当然ながらウェットセットを狙ったチームとドライを狙ったチームで明暗が別れた

予選になったようだ。

 

#99 ネッツ京華 BSR WM Vitz は 決勝ドライの予想でタイヤチョイス

セットは序盤ハーフウェットの路面温度が低い状態を狙ったが

多くの他車と同じく#99 大江選手はセッション後半には、リヤタイヤが食いつき出し、

フロントアンダーがキツくなったため、そこでアタック終了。

 

参戦2戦目の予選は、練習を通してベストタイムを更新し、

前回レース時よりもポジションを1つ上げて無傷で通過した。


【Day.2】決勝(Final)天候:晴れ /路面:ドライ 30℃ 15:02-15:22

 

 2’07.496 ベスト周回 4 / 10周回 34位/41台 トップ差 4.296

 

午前中の天気が信じられないほどに晴れ、気温も高くマシンにもドライバーにも

過酷な決勝となった。

スタート進行が始まり決勝グリッドにならぶと、

今回はネッツトヨタ京華 様より応援団がご来場され皆様で記念撮影。

大江選手もチームからの心強い声援で気合充分。

 

15:00 フォーメションラップ終了ストレートアウト側37番グリッドから、シグナル点灯

1stギア、スロットル、サイドブレーキで待機する。

左から1つずつレッドシグナルが点灯し5つ目点灯のあと、レッド消灯

スロットルを踏み込み、サイドブレーキをおろしてクラッチミート。

 

41台が一斉にスタート・・が中盤グリッドのアウト側の車両が

マシントラブルでスタートできない。

 

#99大江選手、好ダッシュをみせるも

トラブル車両を避けるためポジションを3つ落とす。

 

しかし、1周して帰ってくるともう混戦の中3台をパス。

 

そのまま、同じ集団で10周をバトルし最終的に3つポジションを上げ

34位で接触なし・無傷で完走した。

 

これだけの台数で混戦の中、クリーンにバトルし

かつ接触もせずに車両をゴールまで導く事は大切な技術だ。

 

 

今後も徐々にペースアップしより上位でのフィニッシュに期待したい。

 


 

 
つづく関西シリーズ 第3戦、第4戦はF1の日本GPが行われる鈴鹿サーキット。

ストップ&ゴーが多い、岡山国際サーキットに比べてストレートも長く

高速コーナーも多く世界中のドライバーから愛される優れたテクニカルコース。

#99 ネッツ京華 BSR WM Vitz がどんな走りを見せてくれるか楽しみだ。

 

 

そして、次戦は 7/14-15 スーパー耐久 第4戦 のサポートレースとして

九州 オートポリス で開催される 西日本シリーズ 第2戦 にスポット参戦、

ドライバーは、初4輪レース出場となる京都出身の 太田 穂孝選手 が出走。

 

次戦も#99 ネッツ京華 BSR WM Vitz の応援をよろしくお願い致します。

 

 

7/3(月)Report Satoru.E